発行:統括技術センター広報担当 松浦
こんにちは! 統括技術センター広報担当の松浦です!
来週の3/5は啓蟄ということで、そろそろ虫たちも巣から出る準備を始めているのでしょうか。
我が家と言えば、いったいこたつはいつまで出しておいていいものか
こたつという宿からいつ出ていけばいいのか、悩み始める時期でもあります。
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今回は、名大 分析・物質技術支援室の山口さんのお話です。
山口さんは、医学部の光顕試料作製室にて標本作製の受託や利用者対応の業務を担いつつ
病理や法医の解剖補助も行うオールラウンダーですが
昨年より、新たにXeniumという遺伝子の空間的解析装置も担当されています。
Xeniumは、分野では目下最先端の装置で、最近1-2年の間にはXeniumを使用した論文が特に多く発表されているそう。
医学部の先生からも続々と分析依頼が寄せられていますが、
装置での一回の分析に必要な備品を用意するだけでも相当な金額がかかるうえ、分析前後の処理工程には4~5日が要されるため
山口さんのプレッシャーはかなりのものと推察します。
それでも山口さんは「現在、日本でXeniumが稼働している大学は、東京大学や京都大学、大阪大学、九州大学などの一部の大学に限られるし、
大変な面もあるけれど自分の技術向上にもつながることに携わらせてもらえてありがたい。
忙しくはなるけれど、装置はどんどん使ってもらった方が良い」と言って取材が終わるや否や、颯爽と分析作業に移行されたのでありました。
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統括技術センターWEBサイトでは、技術職員の皆さんの日々のご活躍を紹介しております。
山口さんも出てくるユーザーインタビュー04は、下記URLからご覧いただけます。
まだ読まれていない方は、ぜひクリックしてみてくださいね。
【お知らせ:ユーザーインタビュー04公開】
https://www.tech.thers.ac.jp/20250210_interview_user04/
さて、次回は春の目撃談を共有できるでしょうか?
お楽しみに♪