発行:統括技術センター広報担当 松浦
こんにちは! 統括技術センター広報担当の松浦です!
今年もバレンタインデーでの発信となりました!
昨年の発信を見返すと、「2月14日はふんどしの日だ」といって「ふんどし」を連呼していました(恥)
ふんどしと言えば、雪も降るような寒波の中、ふんどし一丁でもみくちゃになる
はだか祭りに参加した方々はすごい精神力ですよね!!
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今回は、名大 生物・生体技術支援室の内山さんを訪ねました。
内山さんは、医学部の病理の先生と業務を行うことが多く、病理解剖の介助や病理標本作りを担います。
採取した体の組織を処理して作られる病理標本は、学生実習や先生の研究で観察するためのもので
一体のご遺体から切り取られる組織は多くの場合40片ほど。組織一片からは複数枚のスライドを作製します。
取材の日、内山さんは、学生が授業で使用するPC約120台が整然と並んでいる
組織実習室という教室を案内してくださいました。
この教室では、組織学、病理学の実習が行われます。
かつては、双眼正立顕微鏡をのぞいて病に侵された体の組織の様子を学んでいたそうですが
現在は、顕微鏡での観察に使用していた病理標本を高速でスキャンできるバーチャルスライドシステムを使うことで、
PCを介し高解像度の画像を容易に観察できるようになったとのこと。
私は、鮮明に映し出された組織を見てただ感心していましたが、内山さんに
「顕微鏡と違ってピントの位置を変えられないから、組織を立体的に把握し難いけどね」と言われ、( ゚д゚)ハッ!としてしまいました。
そう言われると顕微鏡でも見てみたくなってしまいますね。
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統括技術センターWEBサイトでは、技術職員の皆さんの日々のご活躍を紹介しております。
更新されたばかりのユーザーインタビューでは、今回お話を伺った内山さんも登場いたします。
私は普段、法医解剖シーンのあるTVドラマばかりみていますが、実際の現場の話を聞くと描写の違いに驚いたり怯えたり…
【お知らせ:ユーザーインタビュー04公開】
https://www.tech.thers.ac.jp/20250210_interview_user04/
さて、次回までにまた雪を見ることはできるでしょうか?
お楽しみに♪