発行:統括技術センター広報担当 松浦
こんにちは! 統括技術センター広報担当の松浦です!
日本記念日協会によると、2月14日はバレンタインデーであるとともに、ふんどしの日でもあるそうです。
制定した日本ふんどし協会は、この日を愛する人へふんどしを贈る日としても浸透させたいとか。
国府宮はだか祭りの日も近いですし、ふんどしに目を向けてみるのもよいかもしれません。
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今回は、名大分析・物質技術支援室の山本さんを訪ねて、超高圧電子顕微鏡施設に伺ったときのお話です。
山本さんは、普段よく業務を行うという
加速電圧20万ボルトのTEM(透過型電子顕微鏡)が設置されているお部屋に案内してくださいました。
加速電圧というのは、測定時に必要な電子を加速するためにかけられる電圧のことです。
この数値が大きいほど、より分厚いものも調べられるようになります。
超高圧電子顕微鏡施設には、上記のようなTEMが4台あり、他にもSEM(走査型電子顕微鏡)や
FIBという試料を加工できる機器などが複数あります。
さらには、加速電圧100万ボルトという超高圧電子顕微鏡もあり、施設の年間利用者は2200名を超えるとのこと。
その中に、山本さんにとって深く印象に残っている利用者がいたそうです。
初めて施設にやってこられた当時、学部4年の学生だったその方は、山本さんが話しかけても反応がなく
問いかけに答えるのは全て、一緒にいらした先生でした。
少し面喰った山本さんでしたが、時間が経過し、学生が修士課程になると、
ようやくポツポツとこちらからの問いかけに答えてくれるようになり
博士課程になった時には、後輩を引き連れてやってきて、測定の話もしっかりできるほど頼もしくなったといいます。
人ひとりの成長をそばで眺められたと、感慨深げに語ってくださいました。
それにしても、年間2000を超える関わりの中でも印象に残る存在とは。
このお話を聞いて、この時 山本さんは人を通して研究と対峙したのではなく
研究支援業務を通して人を見守っていたのだな、と非常に興味深く感じた次第です。
覗く顕微鏡のレンズの先に人が存在するなんて、なんだか浪漫ですね!
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統括技術センターWEBサイトでは、技術職員の皆さんの日々のご活躍を紹介しております。
…一部不調なページは、現在確認中です。
冒頭でお話した記念日とふんどしについては、こちらのサイトからご確認いただけます。
一般社団法人日本記念日協会ホームページ
https://www.kinenbi.gr.jp/
一般社団法人日本ふんどし協会ホームページ
http://www.japan-fundoshi.com/about
さて次は、どんな記念日情報を共有できるでしょうか?
お楽しみに♪