発行:統括技術センター広報担当 松浦
こんにちは! 統括技術センター広報担当の松浦です!
2024年になりましたね!
皆さんが思い思いの時を過ごすことのできる年となりますように。
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今回は、名大 分析・物質技術支援室の依藤さんにお話を伺いました。
依藤さんは、医系研究棟の分析機器部門で蛍光顕微鏡を中心とした
約30台の観察機器のユーザー対応やメンテナンスを担当していらっしゃいます。
蛍光顕微鏡とは、観察したい部分を蛍光させ強調して写すことのできる顕微鏡です。
前処理をきちんと行って撮影すれば、蛍光色により観察対象の構造がイメージしやすくなります。
また、複数の色素を利用して蛍光箇所を変えたそれぞれの画像を合成すると、より直感的にわかりやすい画像が得られることもあります。
ちなみに顕微鏡は、電子顕微鏡か光学顕微鏡か、という分け方もできますが
以前ご紹介した牧さんの扱うTEMは、電子顕微鏡。今回のお話で登場した蛍光顕微鏡は、光学顕微鏡です。
一般的に小学校で使われる双眼実体顕微鏡も、光学顕微鏡に分類されます。
依藤さんは、技術職員として着任して初めて見る顕微鏡もあったそうですが
本で学びつつ、実際に機器に触れることで理解を深めたと教えてくれました。
顕微鏡は種類がとても多いので、分類して考えていても、私は途中で思考が停止してしまうのですが
依藤さんが言葉を選んで説明しながら顕微鏡で撮影した画像を見せてくださったときは
まるでユーザーになれたような気分で心が躍りました。
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2024年も技術職員ニュースをどうぞよろしくお願いいたします!