発行:統括技術センター広報担当 松浦・中西
こんにちは! 統括技術センター広報担当の松浦です!
久しぶりに晴れの日が続きましたね。
風が吹く日は爽やかで気持ちが良いですが、熱中症にも気につけなくてはなりませんね。
さて、名大の総合研究実験棟なる場所にXPSがあるとのことで
その装置を担当している、分析・物質技術支援室の伊藤さんに案内していただきました。
XPSは、X線光電子分光装置のことで、試料にX線を当てて極表面から出てきた
電子のエネルギーを解析することで試料の組成や構造を調べることができます。
他の装置よりも高い真空度が必要な装置なので、全学停電などで真空が解除されると
もう一度測定可能な真空状態にするのに、1週間ほど時間がかかります。
フィラメントの交換も合わせて、それが一番手間のかかることと伊藤さんが教えてくださいました。
この装置は、かつて研究室所有だったものを全学共有機器として譲り受けたため
担当になったばかりの2-3年間は、原因不明の故障もあり、不安だらけだったそうですが
今回の取材では「今は人為的な装置トラブルはほとんど起こりませんよ」と余裕を持って答えておられました。
わからないものに対して、熱意をもってしっかりと理解を重ねていった努力が伺えました。
私も負けじと技術支援について学んでいく所存です!
統括技術センターWEBサイトでは、技術職員の皆さんの日々のご活躍を紹介しております。
技術職員英語研修動画では
研究内容をネイティブ英語で聞く、真剣な面持ちの技術職員の方々の姿がご覧いただけます。
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◆名大 技術職員英語研修
〈動画URLはこちら〉
https://youtu.be/USHQJf9lx4k
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この動画とは少し内容が変わるかもしれませんが
下記サイトで【技術職員のための英語研修】の過去開催分のレポートを見ることができます。
8月以降も研修が企画されているそうなので、興味のある方はぜひご確認ください!
大学連携研究設備ネットワーク人材育成情報 : https://www.eqnet-portal.jp/eq-study
次は、どんなことを調べる装置を見られるのでしょうか?
お楽しみに♪