発行:統括技術センター広報担当 松浦・中西
こんにちは! 統括技術センター広報担当の松浦です!
ツバメが、自宅の玄関の軒先に巣を作りました。
今はずっと巣にいるようなので、卵をあたため中なのでしょうか。
雛が無事に生まれてくれることを祈ります!
連休前に分析・物質技術支援室の牧さんを訪ねると、使用しているTEMを見せてくださいました。
TEMというのは、透過型電子顕微鏡という、とってもとっても小さなものを見られる顕微鏡の1つです。
牧さんは現在、研究室の先生から依頼され、バクテリアのべん毛のモータータンパク質の部品を調べているそうです。
試料は、グリッドと呼ばれる直径3mmの金属製極薄円盤に載っています。
肉眼で見せてもらうと、、、円盤以外はよくわかりませんでした。とにかくとっても小さいようです。
これをTEMにセットし、グリッドに載っている数十ナノメートルほどの目標物を探します。
※1ナノメートル = 0.000001ミリメートル
目標物は、形があいまいだったり、不明な場合もあります。
もちろん顕微鏡を覗くと、探しているもの以外にもたくさんのものが見えてしまうので
観察前に、最低限サイズの確認をし、それを手掛かりに探すのだそう。
未知のものを探究することの途方のなさに、めまいのする思いでした。
統括技術センターWEBサイトでは、技術職員の皆さんの日々のご活躍を紹介しております。
ここのところ、更新が滞り気味なのは、、、皆さんの活躍に私がついていけておらず申し訳ない限りです。
さて来週は、どんな試料を見せていただけるのでしょうか?
お楽しみに♪